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厳選された玉 ねぎを”ぼんさん”(玉ねぎの花)になるまで育て、そのぼんさんから種を採る。この種は種苗会社で専門に作っていて缶 に入れられ届けられる |
A |
播 種
9月10日頃〜9月末の間に種まきをする。
種にはオスとメスがある。それをうまく交配させて苗を作り出す。 |
B |
植 付
- 10月下旬〜11月上旬に植えるのが早生の玉 ねぎ。やわらかく味はよいがあまり保存がきかない。 11月下旬〜12月上旬に植えるのが中生種。香りは良いが甘みがやや少ない。
- 11月下旬〜12月にかけて植えるのが晩生(2月植えもある)。これは、かたくて保存に強く、高値がよくつく
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従来の玉 ねぎの手植作業 |
玉 ねぎの移植機 |
寒風の中、腰をかがめて
の長時間作業がきつい |
手植え作業の時間の1/8〜
1/10で植え付けができる |
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C |
施肥・消毒
植え付けをしたら、肥料と消毒、草取りと間引きを決められた時期に遅れないようにきちんとする。
(手抜きをすると、病気発生の原因になる) |
D |
収 穫
5月下旬〜6月上旬になるといっせいに収穫する。適期に収穫することが品質向上につながる。 |
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従来の手作業収穫 |
玉 ねぎ収穫機 |
足腰の負担が大きく、厳しい作業 |
従来の作業の1/2に |
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E |
収穫〜出荷へ
- 玉ねぎを引いて、葉と根を切ったまま出荷する「あお切り」。
- 風通しのいい玉ねぎ小屋に吊して自然乾燥させる昔ながらの保存。この玉 ねぎは北海道物が市場に出回る9月頃までの間、必要に応じて少しずつ出荷する。
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玉ねぎの取り入れに欠かせない農民車
(淡路島だけらしい) |
つり玉作業昼間に収穫し夕方〜夜に
つり込み作業が行われる |
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玉 葱小屋 |
吊された玉 ねぎ |
風通しの良い田園の中に設けられた小屋で、玉 ねぎを根茎を残したままで吊り、自然乾燥をさせます。 |
自然乾燥により玉ねぎ頭部の茎が締まり、雑菌の進入を防止します。また熟成させることで糖度が増し、おいしさがアップします。 |
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最近多く見られるハウスの中で乾燥保存。雨天に関係なく4〜5日で乾燥できる。この玉 ねぎは夏から10月までに全国に出荷される |
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F |
出荷作業・出荷先 |
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出荷先は北海道から九州まで全国各地、そのエリアは広い。加工された玉 ねぎ(むき 玉・スライス・パウダー・ソテー)は、外食産業へ直送される。 |
玉ねぎの出荷作業
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製 品 1 |
製 品 2 |
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