スイセンの学名Narcissus(ナルキッソス)にはこんな神話があります。
美少年ナルキッソスは、自分の美しさを鼻にかけ高慢な態度をとっていたため、恨みを買い、彼への呪いを受け入れた復習の女神メネシスが呪文をかけてしまいました。
その呪いとは、水面に映った自分があまりにも美しく恋をしてしまうというもの。
その恋焦がれる想いから、その場を離れることが出来ずにやがて衰弱し命を失ってしまうのです。
そして、その体は水辺でうつむきがちに咲く水仙に姿を変えたとの神話説。このナルキッソスという名前から「ナルシスト」と呼ばれるようになったとか…。
花言葉にもうぬぼれや自己愛などその意味合いが感じることが出来ますね。
もう一つの水仙という名の由来は…
中国での呼び名「水仙」を音読みしたものだそうです。
「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」という中国の古典に由来するそうで水辺に咲く姿を仙人にたとえたのではないかとの事。
水仙の甘い香りには、優れた鎮静作用があり心を穏やかにする花効果があるようです。
この季節だけの清々しい香りをたくさんの人に贅沢に楽しんで欲しいですね。是非、淡路島にお越しください。