ドラッカー博士は、企業が経済的価値を生むことができるのは、「顧客を創造する」からであると次のような趣旨を述べています。(マネジメント(上))
「企業とは何かを決めるのは顧客である。なぜなら、顧客だけが、財貨に対して支払う意思をもつことによって、経済的資源を富に、つまりたんなる物を財貨に変換させるからである。...顧客が自己の購入しているものをどう考えるか、どんな「価値」を認めるか、つまりこれによって、企業とは何か、何を生産するのか、繁栄するかどうかが決まるのである」つまり、「顧客こそ企業の基盤であり、企業を存続させる。顧客だけが職場を与えてくれる。消費者が欠乏し、または必要とするものを供給するためにこそ、社会は富を生む資源を企業に委託するのである」
話は変わります・・・。
『プロ野球ファミリースタジアム』は、1986年12月10日にナムコ(現:バンダイナムコゲームス。NBGI)から発売されたファミリーコンピュータ用野球ゲームソフトです。
略称は皆さんも御存知かと思いますが、
「ファミスタ」です。
私は思います。
このファミスタというゲームソフトは、国技では無いものの、日本国民に一番愛され、親しまれている野球を題材にした当時では革命的なソフトでした。
それまでの野球ゲームの不満点に対するマーケティング結果は、選手・チームの個性がないこと、守備が自動守備のみであるがために守備時に野手をプレイヤーが操作できないこと等、を解消した「もっと面白い野球ゲームがプレイしたい」という欲求が顧客に蔓延しており、これを解消する為のリノベーションを成し遂げた素晴らしいものであるというところが脱帽でした!
“不易流行”という言葉がありますが、ファミスタは決して、流行モノではなく、私にとってはスタンダード、所謂、定番です。
それを証拠に、一部のオニキチメンバーも含め、南あわじ市の経営者、後継者、記者も集まり、各自が少年時代に戻り、おバカな第3回目の大会も市内某所で開催されます。
ファミスタソフト発売日から25年近くなる今現在に置いても、心底楽しめるこの感動!
淡路島オニオンキッチンに置いても、チップス、あわじ島バーガーと私が、60歳になっても商品が続いていることを切に願いながら、商品開発に励んで行きたいと思います!
では!