ナガオカケンメイ氏が綴るブログ
「ナガオカ日記」の中で、すごく共感できる文章が・・・。
ブログの文章を一部、抜粋させて頂きます。
「自由が丘の和物の生活品が売っている店に入った。大きな形の漆風の椀が2,000円だった。これは本物の漆だろうか、どうしてこんなに安いのだろうかと考えたけれど、もはや、そう考えることより、安くていいものならいいという考えが世の中を占拠している。安くていいものなど、この世にはない。どうしても伝えたいメッセージがあって、それを物に込めようと必死なものは、安く作れる訳が無い。」
「時代は大きく変わっている。ものの時代ではないとさえ、言われそうなくらい。しかし、それは少し違う。メッセージがないのだ。そして、メッセージを込めないとものなんて作ってはいけないと言うことを、忘れてしまったのだ。」と綴られていました。
本当に共感でき、感銘を受けました。
今月の上旬にグルメ&ダイニングスタイルショ―に出展し、色んな取引先様と名刺交換をさせて頂き、現在、商品見積・台帳をメールで送付。
その後、興味を持って頂いた方々と商談。
こんな日々を最近、過ごしている訳ですが、当然、納品単価を安く、出来ないか?等々価格調整の話が結構、あります。
当然、取引先様の立場として、売場を運営する中で色んな経費が掛かっている為、安く仕入れる事は当然の事だと思われる。
でも、『なぜ?この価格であり、そこまで納品価格が掛かっているのか、積算根拠、理由を教えてくれませんか?』との質問は一つもありません。
ただただ、『数量を沢山、仕入れるから安く出来ませんか?』『パッケージ等、B品があるなら安く買いますよ!』等、商品の本来の価値に理解をして頂けているのかを本当に疑ってしまうような言葉の数々。
商品そのものの価値を見出して頂き、逆に、『この商品は決して安くない為、POP等、VMDに力を入れ、お客様に訴求して行きたい。だから、その部分の協力を頂けないか!』みたいな言葉を頂ける取引先様には、末永く、全面バックアップを淡路島オニオンキッチンメンバー一同誓うところであります。
これからも生み出される淡路島オニオンキッチンの商品は、当然、メッセージ性のある、作り手の想いをきっちりと表現したデザイン、特徴を大切に提案をさせて頂きます!
色んな関係者が絡みあい、生まれている商品ばかりです。
ぜひ、その想いを受け止めて、味わって頂ければ、それほど幸せなことはありません・・・
これからも淡路島オニオンキッチンをよろしくお願い致します!
では!